2004年12月6日(月) ベルギー ブリュセル
旅の再開の為、家を出る。朝7時半に次男に橋本駅迄送ってもらう。京王線で新宿、そしてJRにて日暮里、京成スカイライナーにて成田第2ターミナルへ向かう。(橋本―新宿@¥430新宿-日暮里@¥190日暮里-成田@¥1600)丁度11時成田に到着、直ぐにHISのブースに行き、航空券を交換した。その後、アエローフロートのブースで搭乗手続きをし、出発ロビーで昼食を取る。13:30成田発のアエローフロートにてモスクワに到着。モスクワで5時間近く待ちベルギー・ブリュセルへ、ブリュセル空港からタクシーにて「メゾンかなざわ」 へ行く。
航空券:今回は有効期間2ヶ月オープン4万5千円を購入。片道だと入国拒否される国が有ると聞いている事と、片道より往復の料金の方が安い場合がある。
宿泊料€ 76、
12月7日(火)ブリュセル
12時半に「メゾンかなざわ」 を出て、バスに乗り町中へ行き、途中でNATO行きのバスに乗り換える。しかしNATO行きのバスが1時間近く待つも来ず、やっと来た時は切符の有効時間(発行から2時間は、自由に昇降できる)が過ぎてしまったものと思うがそのままバスに乗りNATOに向かう。3時半頃NATO事務所に到着し、そこからベルギー・トヨタは直ぐ近くと思っていたが、結構な距離が有った。事務所に着きS氏に連絡する。今日はS氏は英国へ出張で不在との事、代わりの人が来てくれた。お礼を言って、車を受け取り事務所を出た。宿の近くに有る日本食材スーパー「田川」に行き、日本米カルホルニア・コシヒカリ10Kgと佃煮を、買い宿に戻る。
宿泊料€ 76、
20番目の訪問国 フランス(その1)
12月8日(水) フランス・パリーCamp場
フランスの車のナンバーはフロントが白地に黒の字、リヤーが黄地に黒の字と成っている。軽油は€ 1/L前後で、ガソリンより少し安い。
宿泊料€ 19、給油代€ 54.2
走行距離337Km 給油60.78L
ベルギー走行距離1485Km
12月9日(木) パリーCamp場 パリの凱旋門
宿泊料€ 19
走行距離35Km 給油0L
12月10日(金) パリーCamp場 エフエル塔
今日も凱旋門に行き、車を昨日停めた場所に駐車して凱旋門に登る。歩道端より地下道が有り、地下道を通り抜け凱旋門の下へ行く。地下に入場券売り場が有り、入場券を購入し頂上迄螺旋階段を登る。 途中踊り場等が博物館と成っており、少しでは有るが展示品が並べられて居た。更に階段を登り頂上に着く。どんよりと曇った空の下、エフエル塔や白っぽいパリの街並が美しく見えた。しかし、屋上はものすごく寒い、直ぐに降りてしまった。その後、昨日切符(2日間有効)を買った観光バスに乗りエフエル塔へ行く。エフエル塔の入場券を購入し、エレベーターに乗り頂上に登る。途中2階でエレベーターを乗り換え、更に上に登る。此処も凱旋門同様、周りの景色は大変美しいが寒さは一段と寒く、早々にエレベーターにて下に降りる。そして、再び観光バスに乗りルーブル博 物館へ向かう。博物館は思って居た程は混雑していなかった。館内には世界的に有名なダビンチによるモナリザの絵やミロのビーナス等世界の名画が数限りなく見る事が出来た。車に戻り、ライトアップされたエフエル塔を見に戻り、イルミネーションで飾られたシャンゼリゼ通りを走り、キャンプ所へ引き返す。
宿泊料€ 19
走行距離22Km 給油0L
12月11日(土) パリーCamp場 シャンゼリゼ通り
その後、百数十年前に、ここパリで開催された万国博覧会の会場で有った建物を見に行った。その建物は現在は博物館に成っており、浮世絵展が開催されていた。浮世絵展を€ 10も出して見るのはもったいないので入場しなかった。
続いて、モンマルトルの丘に登る、丘の上にはサクレ・クール聖堂がある。聖堂脇に車を停めた。聖堂の前からはパリ市街が一望出来た。生憎の曇り空の天候にも関わらず、多くの人が見物していた。
泥棒市が近くに有るとガイドブックに書いてあり、探して見たが場所が解からず戻って来た。そして、エフエル塔のイルミネイションを見に行く、エフエル塔の脇に車を止めて記念写真を撮る。最後に、今日も又、イルミネーションで美しく飾られたシャンゼリゼ通りを車で走り、車窓から眺めながら通過しCamp場に戻った。宿泊料€ 19
走行距離52Km 給油33.67L
12月12日(日) パリーCamp場 ベルサイユ宮殿
宮殿の正面玄関脇に有った駐車場に車を止め、宮殿の入り口へ歩いて行く。物凄く寒い、車に戻って時の外気温は3℃で有った。館内の案内所で館内の地図を貰い、日本語の音声ガイドを借りて宮殿内を見学する。この宮殿うわさ通りの素晴らしい装飾で有ったが、残念ながら半分近くが修復作業中で見る事が出来なかった。宮殿の裏庭にて、修学旅行の埼玉県の高校生の一団と会う。高校の修学旅行でこんな所まで来るのかと驚いた。
その後、町に出てインターネットカフェを探そうと思ったが、駐車場が見付らずここも諦めキャンプ場へ戻る。帰り道、凱旋門近くに有ったTOYOTA店でMR2(ZZW30)のフランス語のカタログを貰う。矢張りMR2でなくMRの車名で有った。そして、今日も又シャンゼリゼ通りのイルミネーショウンで飾られた夜景を見ながらCamp場に戻った。パリの冬は余りにも寒いので、少しは暖かいと思われる地中海に有る街へ、明日移動する事にした。今日でパリのキャンプ場は6泊目である。
宿泊料€ 19
走行距離113Km 給油0L
12月13日(月)プロヴァンスのHotel
世界遺産の町プロヴァンス
宿泊料€ 56、
走行距離128Km 給油0L
12月14日(火)Macon Sudのibis Hotel
欧州の車のリヤーフォグランプが左側のリヤーコンビランプに組み込まれているのが、多く見受けられた。
宿泊費€ 59、
走行距離416Km 給油74.6L
12月15日(水)リヨン(Lyon)のCamp場
世界遺産の町リヨン
宿泊費€ 18、インターネット1h € 7、
走行距離101Km 給油0L
12月16日(木)St.EtienneのHotel
Camp場のゲートが朝8時に開かれるので、8時過ぎにキャンプ場を出るべく準備をしていたら、隣のワーゲンのキャンパーが、私の車に張られた車の国際識別記号(J)の意味を聞いて来た。日本だと返事をすると、その人の奥さんが日本人で有ると言って居た。奥さんが帰って来るのを待っていると、トイレの前で家内が誰かと話をしているが見えた。やはりその人が日本人の奥さんで有った。話をするとドイツ系カナダ人と結婚し欧州の旅に出て居るとの事である。但しその奥さん(のりこさん)も英語はそれほど旨く無いのでご主人との意思疎通に苦慮している様子で有った。そして、今日はその夫婦が€ 25のHotelに泊るとの事で、そのHotelを見て見たく付いて行った。ホテルは思っていた以上に清潔で、雰囲気も良いものと思えた。部屋の中で日本音楽CDのコピーを作り、のり子さんにあげた。そして12時迄そのHotelの部屋で話をし、Hotelを辞する。このHotelもフォーミラー1(F1 Hotel)と言うホテルのチエン店で有っり、トイレ、シャワーは共用だが、下がダブルベッドで上がシングルの3人迄泊まれる。費用は1泊€ 30以下で、清潔なホテルで有った。
ホテルの直ぐ脇に有ったスーパーで買い物をしてミュー(Millau)方向のSt. Etienneへ向かう。St.Etienneの町中でF1 Hotelを探す。中々見付らず何度か人に尋ねるも、殆ど英語は通ぜずフランス語の回答を理解するのは大変で有る。そして4人目に聞いて、やっとF1Hotelを見付った。このHotelは低価格Hotelのチェーン店で有る。1~3名が1室に泊る事が出来料金は同じ其処に泊る。部屋は清潔で、2段ベッドで下がWで上がシングルの3名迄泊る事が出来る。トイレとシャワーは共用で有るが、TVと洗面台は室内に有る。
宿泊費€ 28、
走行距離91Km 給油37.38L
12月17日(金) Mendeの町の近くのHotel
宿泊費€ 38、
走行距離252Km 給油41.5L
12月18日(土) PalavasのHotel F1
世界一高い橋桁の橋
宿泊費€ 28、
走行距離251Km 給油0L
12月19日(日)ViasのCamp場
先ずコメディー(Comedic)広場へ戻り、広場で開かれているクリスマス・ノエルフィステバルで小さなお店が沢山出ていたのを見て廻る。車に戻り、町の反対側に有る集水場、高さ20m程有るアーチ形の水道橋が880m続いて場所に行く。水道橋の下に車を停め、水道橋、貯水場を見て、その先に有る凱旋門、更に街並を見た後、町から海岸線を走る一般道目指し町を出る。隣の大きな町Bezieraの手前に有るCamp場へ行く。海岸に出て是が初めて見る地中海だと感動!そして、これ又迷いCamp場に入る。しかし、ここでもフランス語しか話せず困って居たら、英語の出来るフランス人Camperが居て助けてくれた。そのCamperがCamping Carの中へ呼んでくれて、お茶を飲みながら話をする。夏季はヨットでフランス運河を廻り、冬季はキャンピングカーでヨーロッパを廻って居るとの事。夕方に成ったので、明日又話をしようとキャンピングカーを辞する。
宿泊費€ 16.6
走行距離124Km 給油39.16L
12月20日(月) ViasのCamp場
世界遺産ミディ(Midi)運河
朝、9時Camp場で手続きをし、外に出る。昨日聞いたフランスの運河を見るべく、一般道を通りカルカッソン(Carcassonne)の町を通り更に北に向かう。そして、次の町に行き、一般道を走るも全くMealの町に着かない。町の観光案内所で聞くとMeal運河は数百キロに延びており、この町も通って居るとの事、今迄何度もMeal運河を見てきた事に成る。世界遺産に登録されたミディ(Midi)運河全体で有った。時間も4時に成り、高速に乗りViasのCamp場へ戻る。戻ると、昨日のフランス人夫婦は居なく成っていた。朝、当方がキャンプ場に戻る旨を、フランス人夫婦に事を告げて居なかった為かと思われた。
宿泊費€ 16.6
走行距離353Km 給油41.2L
12月21日(火)カルカッソンのHotel F1
世界遺産カルカッソンの城塞
宿泊費€ 25.4、
走行距離139Km 給油33.52L
12月22日(水) カルカッソンのHotel F1
朝9時、Hotelを出発しカルカッソン(Carcassonne)の町の北部に有る、Chateaux de Lastours野町の城跡を見に行く。1時間程で城跡に到着するも、城跡は高さ100m程の小山の上に建っており、下から見上げただけで城跡へ行くのを諦めた。そして更に山奥の方向に細い道を進み、フランスの田舎の風景を満喫した。
その後、カルカッソン(Carcassonne)の町の観光案内所に行きネットカフェの場所を聞き、1時間ネットを打ち4時Hotelに戻る。Hotelに於いて年賀状の印刷を実施した。しかし完成迄には至らなかった、もう1日宿泊が必要かと思った。走行距離の記録用ノートが見付らなく成ってしまった、前に止まったホテルに忘れて来たのかと思われる。但し、記録は全てパソコンに転記されて居るので問題は無いが。
宿泊費€ 25.4、
走行距離90Km 給油0L
12月23日(木)Le Barcares のL’Europe Camp場
朝7時に起き、昨日に引き続き年賀状の印刷を行う。10時10分前に成っても完了の目処が立たなかったが、Hotelのチェックアウト時間なのでホテルを出る事にした。Hotelを出て一般道をナルボンヌ(Narbonne)の町迄戻り、地中海沿いの道をペルピニヤン(Perpignan)の町の郊外に有るLe Barcares と言うリゾートタウンに有るCamp場を目指して走る。ナルボンヌの町に有ったスーパー・カールフルにてガスボンベを見つけ10本購入した。欧州ではガスボンベの単価は€ 3.5(490円)と大変高い、スーパーの店員が表示価格は1本の値段ですよと念を推しに来た。 Le Barcares の町の近くで少し迷ったが、町中の観光案内所でCamp場の場所を聞きCamp場へ行く。この町は地中海岸沿いに有る町で、又スペインとの国境迄100キロ程の処に有る町である。
フランス語で軽油は「GAZOLE」と書かれている、後に「Dizel」と小さく表示されている。
宿泊費€ 17、
走行距離0Km 給油0L
12月24日(金)Le Barcares のL’Europe Camp場
宿泊費€ 17、
走行距離167Km 給油33L
12月25日(土)Le Barcares のL’Europe Camp場
午前中年賀状の住所書し、午後海岸を散歩する。アメリカであったクリスマス当日は町に全く人影が無かったのに比べ、このフランスの町では 結構な人が町を歩いていた。そしてCamp場に戻り住所書きをし、5時過ぎ日本宛の年賀状を書き終える。その他海外用は少し残る。 今日でベルギーで買った水が無くなり、先日フランスには入り、スーパーで買った水を飲んだらガス入りで有った。欧州ではスーパーでも水の半分の種類はガス入りが売られている。購入する時十分注意をしたつもりだったが、又もや失敗で有った。ガス入りはどうも私の口に合わない。
宿泊費€ 17、
走行距離5Km 給油0L
12月26日(日)ペルピニヤン(Perpignan)のHotel Etap Accor
朝、9時Camp場を出てペルピニヤン (Perpignan)の町に向かう。町の中心部の観光案内所が開いており、市内地図と町の見所を聞く。この町にも中世に作られた門が有り、先ず門を見に行くも風が強く冷たい。商店街も歩いたが1軒も開いている店が無かった。次に五稜郭と同じ様な城郭内に有るお城に行く。城内に入り見張り台に登る、市内全域が見渡せ大変素晴らしいが、風が強烈で大変冷たい。そこそこにして城を出て、お城の前の駐車場で昼食を取る。そして、家内の要望でペルピニヤン Perpignanの町から30Km程行った、スペインの国境近くのCerelの町に有る美術館に向かった。美術館で絵を見たが、小さな町の美術館で有り点数はそれほど多く無かった。その町の中央広場でもクリスマス用の小さな店が並んで居た、又、周りの家も出窓や玄関にクリスマスの飾りつけが成され、結構綺麗な雰囲気で有った。再びペルピニヤン (Perpignan)の町へ戻り、中低価格のホテルチェン店Etap Accor Hotelに泊る。4時頃このHotelに着くも、入り口が閉まって居た。入り口脇に自動受付機が有り、クレジット・カードで受付を済ます。すると、6桁のナンバーと部屋番号がレシートに書かれ打ち出されてきた。其の指示に従い、玄関のダイヤルロックを解除し、ホテル内に入り、指示された部屋に行き、ダイヤル・ロックを解除し、チェックインする。この宿も1部屋3人迄泊れ同一価格で有った。部屋にガスコンロを持ち込み、夕食を作り食べる。朝もコヒーを沸かし、朝食を取る予定。
(Etap Accor Hotel、ibis Hotel、F1 ibis Hotelは全て同じグループ会社で有った。各Hotelにて、欧州全体のチエン店の所在ガイドブックを無料で手に入れる事が出来る。)
宿泊費€ 32、
走行距離107Km 給油0L
12月27日(月)ペルピニヤン( Perpignan)の Hotel F1
宿泊費€ 28、
走行距離152Km 給油0L
21番目の訪問国 スペイン(1)
12月28日(火)スペイン・L’EscaraのCamp場
宿泊費€ 16、
走行距離172Km 給油38.65L
France走行距離2,906Km
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