22.英領ジブラルタル




     24番目の訪問国 英領ジブラルタル


               三度びスペインへ
32()Spainタリファ(Tarifa)Camp   
 朝、8時半Hotelを出ようと宿泊費を清算すると、朝食が付いていると言われた。しかし、私は昨日から腹の調子が悪く、食事をしない方が安全の為欠食とし、家内だけがホテルの朝食を取る。昨日は雨混じりの強風で有ったが、今朝は時々薄日も差す天候で風も無くフェリーも問題無く運行されていると思いHotelを出発する


タンジェ港停泊のフェリー
 Hotelを出ると直ぐ国境ゲート続く成り道路の両側には何も無ガソリンスタンドも見当たらかったのでそのまま先へ進む。そして、国境に近づくと例の如くギヤーが遣って来たが、全て無視して国境ゲート車をめる。すると警官がこちらに向かって手招きし車を止めさせ、出国記入用紙を渡され車の中で記入せよと言われた。記入用紙は入国時と異なり、アラビヤ語、フランス語に英語が併記されていた。そして、記入終わると窓口迄警官が案内をしてくれ、無事出国手続きが完了した。次に車の手続きは先に有る事務所だと先ほどの警官が指示され、入管の警察官は大変親切だなと思った。それも束の間、その方へ進もうとしたところ、警官が金を要求してきた。やっぱり来たか、仕方なく20D1を出す。目敏く財布に入っていた50Dの方を要求してきた。気分を悪くしながらも仕方なしに50D札を渡す。すると、横に居た同僚の警官が俺にも金を寄こせと言ってきた、仕方なく先ほどの20D札を遣る。更に前に進み、税関の窓口へ車両の入国許可書を返却し出国証明書を受け取りMoroccoの国境を越えSpain側に入る。
 Spainのカスタム(税関)では何もチェックせず通過し、アフリカ大陸に有るSpain側の町セウタSebtaに入国する。これで15日間のMoroccoの旅は完了した。
 Moroccoの警官は国内に於いて大変親切にしてくれたが、最後の最後、国境の警官によりMoroccoの警官大変悪いものとの印象をた。セウタSebtaの町に入り小雨も降っているし、時間を見るに10時半のフェリーに間に合いそうなので港に向かう。港に入り警察のチェックを受け、先に進むと船会社別のゲートが有り購入した船会社のゲートに進む。しかしそのゲートには全く車が見当たらない。そこでMoroccoSpainの時差1時間有る事に気づく。 今は既に11時過ぎ、10時半の船はとっくに出てしまった。仕方なく次の1時半出発の船を待つ。船の出港は30分遅れて2Spainの町セウタSebtaを出港した。海は波が高く流石のカタマラン式の相胴船でも大きく揺れた。しかし、約40分程で対岸に有るヨーロッパ側のSpainの町アルジェシラスAlgecirasの町に着く。今日体調悪く、更に天候も良くないので先に泊ったタリファTarifaの町のCamp場に向かう。Camp場に4時前に入る。
宿泊費14
走行距離38Km 給油0



33()タリファ(Tarifa)の町のCamp
 腹の調子が悪く、又 天候も良くないので今日1Camp場でゆっくり過ごす事にした。午後少し腹の調子が良くなったので、インターネットを行いに町に出る。しかし、2軒のネット・カフェを当るもここのパソコンでは日本語ソフトが入って無く、日本語は読めないと断られる。仕方なくCamp場に戻り、車内の整理や旅の日記を記入する。

宿泊費14
走行距離11Km 給油0






          24番目の訪問国 英領ジブラルタル
34()エステポナ(Estepona)Camp
 朝、天候は良くないが、体の調子が良くなったので英領ジブラルタル(Gibraltar行く事にして Camp場を出発する。
英領ジブラルタルの全景
 ジブラルタルはイベリア半島に突き出た大きなたリーク山と言われる岩山が 英領ジブラルタルである。ジブラルタル(Gibraltarには1時間程で到着するも、車での入国者の列が物凄く長く、入国に1時間程掛かる。ジブラルタル側の係官にパスポート提示はするも、チェックのみで入国印は無く、又車の手続きも無し。ジブラルタル(Gibraltar)の道は狭く要り込んで居た。ジブラルタルの町に入る、有名な飛行場を横切って進む道であった
ジブラルタルの市外風景
 町に入り観光案内所を探し、ジブラルタルの地図を貰い、見所をも聞く。そして、観光案内所の近くで駐車場を探し駐車して町を散策する。郵便局で手紙を出、そして昼食用にフィッシュ&チップス1人前テイクアウトする。フィッシュ&チップス2人で食べても十分なボリュウムが有り、且つ美味しかった。ジブラルタル (Gibraltarは英領の為、言葉は英語ので心配なく町の散策を楽しむ事が出来た。切手もそうで有るが、通貨はポンドである。英国ポンドが使えるが、ジブラルタル (Gibraltar)発行ポンド札がる。のジブラルタル ポンド札は英国では使えないとの事で有った。
岩山の中腹から見たジブラルタルの町並み
 町を散策した後、岩の頂上へロープウエイにて登ろうとしたが、天候が悪くロープウエイは運休していた。そこで、岩山へ車で登る事にして、坂道を登り始めた。登坂路の途中に有った料金所で、こちらの車をトラックと判断され、トラックは通行出来ないと言われ下山させられてしまった。仕方なく下山し、天候の回復も見られないのでジブラルタルGibraltar)を出る事にして出国ゲートに向かう。出国も入国同様1時間程並び、パスオートの提示のみで出国完了した。  そして、ジブラルタルを出て、スペインのエステポナ(Estepona町のCamp場に入る。Camp場には温水プールが有ると言われたが、気温が低いので入らなかった。肝心なシャワーの温度は低かった。

宿泊費11.55E
走行距離112Km 給油34.54








                   ピカソ博物館 
35()マラガ(MalagaIbis Hotel    
 今日は久々の晴天、9時過ぎCamp場を出て有料の高速を走り1時間程でマラガ(Malagaの町に向かう。マラガの町はリゾートタウンとして発展しているが、ローマ時代に出来た町で、ローマ遺跡も見る事が出来た。
街中のローマ遺跡
 又、ピカソの生まれた土地でり、ピカソ博物館が建てられている。ピカソ博物館を見学し、ピカソ無名時代の絵から晩年の絵迄200点の絵を見る事が出来た。
 続いて、ローマ時代の遺跡を含む城郭が有たので見学する。ローマ時代の遺跡跡にイスラムの城が築かれ、更に 其の上に中世の城が築かれて居た為、夫々の時代の特徴を見る事が出来た。


 の後、長距離バスターミナル内に有ったインターネットカフェポルトガル以来、久々にインターネットを繋ぐ事が出来た、1時間半程3を支払う次男723日フランスに来るとの事なので会えれば良いなと思う、後日電話で内容を確認しよう。
 9年間世界一周自動車旅行中の山崎さんが車(カリーナ・セダン)の部品調達の為、一時帰国されて、部品調達を終え既にトルコに戻られているとの事で有った。20年前の車の部品調達は、大変苦労されて居る事と推測される。

宿泊費57
走行距離104Km 給油0










            世界遺産「コルドバ歴史地区」
36()コルドバ(CordobaCamp


コルドバのメスキータ
 朝目覚めると今日快晴、9時マラガ(Malaga)Hotelを出て、直ぐ高速道路に乗る。3時間程ブドウ畑やオリーブ畑が続く中を走り、コルドバ(Cordobaの町に着く。
 街中に有った観光案内所でCamp場の場所と町の見所を聞くCampは町の外れに有ると聞き市内見物を始める。見所の一番はメスキータと言われる教会で有る。この教会もローマ時代の建物の上にイスラムモスクが建てられた。その後教会に改築された建物で有る。それ故、この教会はギリシャ時代、イスラム時代の建築様式が多く残され、西洋式に無い美しさを持っていた。
世界遺産のコルドバのシナゴーク
 次にシナゴーク(ユダヤ人街は以前も色々な 町かけたが、イスラム時代からキリスト教に変った時点、町を追い出されモロッコ(Morocco等に落ちて行った経過(MoroccoHotelの従業員が教えてくれた、彼自身もユユダヤ人で有ると言っていた。)を知ってからは少しシナゴークの見方が変った。
 3時過ぎコルドバのCamp場に向かいCampする。このCamp場の施設は整って居コインランドリーを使い洗濯をする。欧州のキャンプ場での洗濯機の使用料金は1回(420)乾燥機も同額なのが一般的である。


宿泊費18.5
走行距離186Km 給油0






37()グラナダ GranadaCamp
グラナダの教会
 9時のNHK国際ラジオ放送ニュース短波ラジオで聞いた後、 コルドバ (CordobaCamp場を出てグラナダGranadaへ向けて出発した。午後グラナダGranadaの町に近づくと雪山が見えた。町に入り観光案内所を探し、案内所でアルハンブラ宮殿入場の予約に付いて尋ねた。すると冬季は問題なく入場出来るとの事で有った。市内地図を貰い、市内観光のポイントCamp場の場所を聞いた観光案内所の直ぐ側に王室礼拝堂とセントロ(教会)が有ったので王室礼拝堂内を見に行った。礼拝堂内にはポッティチェリやメムリンクの絵が飾られていた。その後、郵便局へ行き切手を購入し Camp場に向かう。このグラナダGranada)のCamp場は英国人のCamper大変かった未だ英国は寒い時期なので、多くの英国人が地中海側のスペインにて避寒してきている。
このキャンプ場の名前は何故かシェラネバタ・キャンプ場と成っていた。
宿泊費21.4
走行距離184Km 給油0






            世界遺産「アルハンブラ宮殿」
38()グラナダGranadaイザベルCamp    
宮殿の中庭
イスラム様式の地下広間
 朝、8時半Camp場を出発し、Granada1番の見所アルハンブラ宮殿の見学に出かける。サークルの高速道に乗りアルハンブラ宮殿の道路標識に従って進む。車を駐車場へ停め、アルハンブラ宮殿のセット入場券を購入し城内に入るめに良く手入れされ刈り込みの植木が幾何学模様に並ぶ庭を通り、夏の居城ヘネラリフェを見学、サンタ・マリア教会を見て、カルセス五世宮殿に行き一階に有るアルハンブラ博物館を見る。続いてナスル朝宮殿を見に行く、この宮殿は1300年代のイスラム時代に建築された。1492年キリスト教徒のイザベル女王によりイスラムは終了した。アルハンブラ宮殿はキリスト教風に改装されるも、名声に違わず、イスラム建築の粋を極めた建物では有るが伺われた。アルカサバ(要塞)見て狭き門を通り3時過ぎ駐車場に戻る。駐車場を出ようとした時、バンパーの左後部を鉄製のポールにぶつけてしまった。少し早いがグラナダの町を東に向かうとすぐに、イザベル女王の名前を冠したイザベルCampが有ったので今日はそのCamp泊まる事にした。
宿泊費18.25
走行距離23Km 給油0










39()ネルハ(NerjaCamp
国道から見たサブレナの全景
 グラナダ(GranadaイザベルCamp場を出て、国道を南に向かう。道路は今工事の真最中で路面状況は悪かったが、道路沿いは美しいの風景が楽しめた道で有った。
サブレナの街並み
 そして、地中海に出て、海岸通りを西へ少し戻り白い壁の村サラブレナ(Salobrena向かう。村は小高い丘の上に有る城を中心に、紀元前には人が住んでいた旧市街と美しい丘の面に沿って白い壁の家が建っている新市街から成っていた。村中に入ると観光案内所が有り、城へ行く道を聞くと案内板に沿って行けば直ぐ解ると教えて貰った。 民家に挟まれた狭い道を車で登って行くと城の直ぐ下に有る教会前に出る事が出来た。教会前には駐車場が有り、そこに車を停める。そして、城内を見学し、城脇に有った博物館を見学後村を出様とするも、細い道が複雑で中々村る事が出来なかった。地元の人が、こちらの行動を見かねて道を教えに来てくれて、やっとを出る事が出来た。
 次に、村の郊外に2万年前に絵がかれた動物の壁画が見るとガイドブックに書いて有ったので、そのネルハの洞窟に有る壁画を見に行く事にした。洞窟12時半頃到着した洞窟の入場券売り場に行くと窓口は閉まっていた。洞窟見学は12時で午前中の分が終り、午後は14時からと書いて有ったので仕方なく14時 まで待つ事にした。時間に成り、入場券を購入し洞窟に入る。しかし、壁画は見当たらず、其の先に有る鍾乳洞のみの見学と成った。鍾乳洞はそれなりの規模のもので 有ったが、湿気が全く感ぜられず鍾乳石の成長が見られないのでは無いかと思われた。30分程で洞窟見学を終え、国道を先に少し進んだ所に有たネルハ(Nerja)のCamp場に泊る。ここCampも多くの英国人キャンパーで一杯で有った。
宿泊費14.98
走行距離114Km 給油39.58






310() アルメリマルAlmerimarApartamentos
国道の両脇に延々と続くビニールハウス
 ネルハ(NerjaCamp場を9時のラジオNHKニュースを聞いた後出発する。、アルメリマルAlmeriaの町を目指し国道を進む。(アリメルマルにはパナマで再会したヨットで世界一周旅行中の沢さんより、アルメリマル に日本人が居るので尋ねたら良いと教えて貰った。)そして昼過ぎアルメリマルAlmeriaの町に入り、町の観光案内所にて林さんの居るヨット・ハーバーの場所を聞く
アリメルマルヨット・ハーバーとハーバーのシンボル・タワー
 国道を今来た方角に少しり、道路脇に有った公衆電話で林さんに連絡する。電話に50C硬貨を投入したが、電話は直ぐ切れてしまった。再び50Cを入れて話をする話し終わる前に電話が切れてしまった。Spainの公衆電話料金も結構高い。そして、電話で聞いた町に入ろうと進入道を探したが見つからない。どうも道を逆に走ってしまた様である、野菜の栽培用のビニールハウス群の中をさ迷う。(この辺りは欧州全体の野菜を生産する、ものすごい数のビニールハウスが有った)やっと元の場所に戻りアルメリマルAlmeriaの町に入る。
 道路脇にヨットハーバー道路標識を見つけ、標識にしたがい進んで行くと、電話で聞いたと思しき白いタワーが目に入った。その時未だ4時過ぎ約束の時間は5時半頃。迄少し時間が有るのでタワーの側で時間を潰していると、1人のスペイン人が彼は中に居るよと教えてくれた。塔の1階に有る事務所に入って行くと、1人の日本人が居たので林さんですかと声を抱えるとそうですとの返事。挨拶をし、数日滞在するので宜しくと挨拶をする。すると林さんがヨットハーバー脇のコンドミニアムを予約してくらた。彼の仕事が終わるのが7時であるので、それ以降に外のレストランにてスペイン料理を食べようと言う約束をし事務所を後コンドミニアム行く7時少し過ぎ林さんがHotelに迎えに来てくれて、近くのレストランSpain料理を食べに行った。鰯のフライ、蛸の焼き物、白身魚のフライ等結構美味しかった。そして、夜11時頃部屋に戻り寝る。
宿泊費24,
走行距離241Km 給油0






311() アルメリマルAlmerimarApartamentos
アリメルマルのシンボル・タワー前の愛車と私
  朝、天気は余り良く無く、曇り空で有った。林さんは仕事の為、今日は釣りでもして時間を過ごそうと近くの浜に行く。しかし、久しぶりの釣り、仕掛け準備に時間が掛かり釣りを始めた頃には風も強くなった。其の上餌にしようとした缶詰の貝は柔らかくて針に止らない情況であり1時間程で釣りを切り上げ宿に戻る。
 その後宿近くのスーパーへ食材の買出しに行き、夕食を準備する。7時頃、林さんから電話が有り今日は8時以降と仕事で遅く成るが明日の予定を打ち合わせ様と連絡が有った。そこで、一緒に食を取る事にた。820分頃林さんが現れ、一緒に食事をして明日の見学先を決め11時過ぎ林さんは家に帰った。
 風呂に入り寝る準備をしていると、携帯電話が成り日本の留守宅の次男からであった。家内の母が、今朝亡くなったとの連絡で有った。既に夜中の為、明日帰国の手配をする事にして、帰国する為に手荷物の整理をする。

宿泊費24
走行距離6Km 給油0








                 急遽帰国
312()バルセロナの空港の待合室     
 今日、朝から林さんの車でドライブに行く約束で有ったが、朝9時に林さんに電話を入れた。昨夜、儀母が亡なったとの連絡が日本より有った。その為、急遽帰国するので本日はドライブ行けなく成った事を連絡する。そして自分のを預かってくれる所の紹介を依頼した。すると、港に有るタワーの脇でも、或いは林さんの自宅の駐車場でも可能との事、どちらかを依頼する事にして飛行機の手配をする。是の件に付いても林さんに町の旅行社に交渉をしてもらい、明日640バルセロナローマ経由東京行きの往復券を11,100にて手配してもらったアリメルマル(Almerimarからバルセロナ迄は午後320アリメルマル(Almeriaバルセロナ1115分着の電車の切符を同時に手配してもらい、宿に戻り荷造りや車の処置を行い、近くの中華料理屋で昼食を取りアリメルマル(Almeriaの駅まで車で送ってもらう。スペイン(Spainでの中華料理は安いが一般的で有り、子供達だけで中華料理屋に入って来るとの事、味はまずまずで有った。

走行距離6Km 給油0







313日(日)機内
 バルセロナ空港にての登場受け付け始まる4時過ぎ迄、待合室のベンチ時間を過ごす。そして、受付を済ませローマ行きに搭乗、ローマには定刻通り9時到着、そして1040分発成田行きに乗り換えた。

 (スペイン(Spainのマドリード(Madridoからイタリア・ローマ経由成田行き往復(有効期間1ヶ月)11.100
 2人分2.200)

0 件のコメント: