2005年
スペイン
4月10日(日) マドリード(Madrid)のHotel
義母の葬儀を終え、旅を再開する。4月10日13時成田発、アリタリア航空7789便(JALとの共同運航便)にてイタリアはローマへ家内と向かう。
4月2日に亡くなられたローマ法王の告別式に、世界中から信者がバチカンに集まって来る人でローマ空港は混雑しているものと思って居たが、4月8日にローマ法王の告別式も終わった関係なのか、空港内は其れほど混雑は見られなかった。ローマでは3時間の乗り継ぎ時間が有る予定で有ったが、ローマへの到着が1時間程送れて、乗り換え時間が2時間程に縮まっていた。欧州への入国に対し、入管にて帰国用切符が無い事に付いて尋ねられるのが気掛かりで有ったが、ローマ空港での入国手続き時には、帰りの切符を提示しなくとも何の質問も無くパスポートに入国印を貰った。イタリア・ローマからスペイン・マドリード(Madrid)行きの飛行機の出発が30分程遅れ、マドリード(Madrid)に着いたのは午後.12時を過ぎて居た。
今夜のマドリード での宿を予約して無いので少し心配で有った。しかし、空港内の観光案内所が開いたので、空港近くのHotelを紹介してもらう。紹介して貰ったホテルに電話をし、ホテルのシャトルバスにて空港迄迎えに来てもらった。
宿泊費€ 57,
走行距離0Km 給油0L
4月11日(月) アリメルマル(Almerimar)のApartamentos
朝9時、マドリード空港近くのHotelよりマドリード空港内の地下鉄乗場迄Hotelのシャトルバスにて送ってもらう。
そして、地下鉄にてマドリード(Madrid)市内に有るチャマルティン(Chamarun)駅に行き、アルメリア(Almeria)行きのTJV(フランスの新幹線)の切符を購入しようと切符販売窓口に行った。すると、アルメリア駅行きは1日2便のみで1便が8時半発、2便が16時47分発との事。仕方なく2便の切符を購入し、アリメルマルの林さんに無事マドリードに到着した旨電話した。そして、今夜のアリメルマル でのHotelの予約を御願いすると、アルメリア駅まで迎えに来てくれると言ってくれた。
マドリード市内の公園 |
4時少し前、チャマルティン(Chamarun)駅に地下鉄にて戻り、アルメリア(Almeria)行きの電車を待つ。この国も日本とは異なり、電光掲示板に電車の行き先とプラットホーム番号が標示されてからホームに向かう。電車は座席指定で乗客は70%程で有った。
午後12時 アルメリア (Almeria)の駅に到着、駅には林さんが迎えに来てくれていた。そして林さんの車にて アリメルマル(Almerimar)の林さんの自宅の駐車場迄送って貰い、そこで自分の車を引き取りアパート(Apartamentos)に戻る。
(アリメルマの Apartamentosはヨットや船で旅をする人向けの宿で、質素では有るが、宿泊料金(一部屋)が一泊€ 25と安く、調理器具、洗濯機等も付いる。近くに有るスーパーで食材を購入し、自炊出来る長期滞在型の宿です。)
宿泊費€ 25
走行距離0Km 給油0L
4月12日(火)アリメルマル( Almerimar)のApartamentos
朝ゆっくり起きて、車内の整理をした。近くのスーパーで食材を購入しに行く等、1日のんびりと過ごす。
アリメルマルのアパートの室内 |
参加者は回数毎に増加し、現在は30名程の人が集まる様に成って来ました。参加者のほとんどがヨットで アリメルマルを訪れて人たちで、車での訪問は私達夫婦のみです。)
宿泊費€ 25
走行距離6Km 給油0L
4月13日(水)ラス・ネグロス(Las Negros)のCamping
朝8時に起き、室内の荷物を整理して車に積み込み10時アパートをチェックアウトする。林さんとは近くに有るレストランにて10時半に会う約束をしていた。未だ時間が早いので、ヨット・ハーバー内の停泊しているヨットを見て回る。林さんは時間通り来ていた様だが、こちらは海に泳ぐ小魚の群れに見とれレストランへ戻るのが遅れてしまった。
林さんは私の車がレストラン前の駐車場に」停まっているのを見て、レストランへ来ているのは確認していた様子であった。その後、3人でレストランに入り、コーヒーを飲みながら話をする。11時近く成ったのでヨット・ハーバーの事務所へ行き、事務所前へにて写真を撮り、お世話に成ったお礼を言いてアリメルマルを出発する。
国道E15号線沿いの風景 |
これでスペアータイヤが2本共駄目に成った。早期にタイヤの処置が必要で有る。
宿泊費€ 14.35
走行距離116Km 給油36.82L
4月14日(木)サンチャゴ・デ・ラ・リベラのCamp場
9時アルメニアのCamp場を出発、国道E15を東に向かい走り大きな町ムルシア(Murcia)へ入った。街中でタイヤの修理屋を探すもなかなか見付らず。1軒の修理屋でタイヤをチェックしてもらうとタイヤのサイドウオールが切れており、修理不可能と言われた。新しいのを購入したい旨伝えると、このサイズのタイヤは取り扱って無いとの返事。仕方なく町を出て、更にE15を東へ進む。
Mar Menorキャンプ場の風景 |
又、キャンプ場の脇には飛行場が有り、多くのローカル線の飛行機の離発着が目の前で見る事が出来た。しばらくの間、飛行機の離発着を眺めた。
宿泊費€ 11.3
走行距離282Km 給油36.76L
4月15日(金)アルカンテのCamp場
朝はSpainの軍用機が次から次えと離陸していくのが見えた。輸送機、練習機、戦闘機等編隊での離陸も見えた。その後、サンチャゴ・デ・ラ・リベラ のcamp場をチェック・アウトする。Camp場の事務所には係員が居なくしばらく待つ。ここのキャンプ場利用者は殆どが長期滞在者で、余り日々の出入りが無い様子であった。Camp場を出て滑走路の端を横切る道路に於いて、丁度滑走路の真ん前迄移動し、飛行機の離発着を待った。しかし、1機も飛んでこなかった。仕方なく国道を東に向かって進む。
海岸に有った塩工場 |
宿泊費€ 15.13
走行距離132Km 給油0L
4月16日 タベラ(Tavea)のCamp場
St.PolaのCamp場をチェックアウトし、アルカンテの町に入る。
説明を追加 |
ダリー策黄金のキリスト |
そして、アルカンテを後に地中海に沿った道をバレンシアへ向かう。途中の町タベラ(Tavea)のCamp場に泊る。
宿泊費€ 18.26
走行距離118Km 給油39.91L
4月17日(日)バレンシア(Valencia)のCamp場
タベラ(Tavea)のCamp場を9時過ぎに出発。途中オレンジの木が続く道を走り、昼バレンシア(Valencia)の町に到着。バレンシアの市内地図を入手する為に、街中に有る鉄道駅内の観光案内所行った。観光案内所の入り口には日曜日は10:00~14:00オープンと表記されていたが、なぜか閉まっていた。仕方なく市役所近くの観光案内所へ行くも、此処も閉まっていた。
バレンシア市内に有るコロシアム |
夜は寝袋でも熱く、1月の寒さとは格段の変化が感じられた。
宿泊費€ 22.24
走行距離181Km 給油0L
4月18日(月) タレガ(Tarrega)のHotel
朝10時半、BSタイヤ店を紹介してもらう為バレンシア(Valencia)のToyota店に行く。そしてToyota店の近くのタイヤ専門店VULCOを紹介してもらい、其処へ行く。するとB/Sは2本で350E、DLだと€240(¥33,500)で直ぐ交換出来ると言われた。タイヤ交換を依頼し昼前交換終了し、次の訪問国アンドラ公国「ANDRRA」へ向かう。A7の高速道に乗りタラゴナ(Tarrgona)へ向かい、タラゴナ(Tarrgona)にて高速道を降り一般道N240をアンドラ「ANDRRA」へ向かう。6時に成ったので途中の町タレガ(Tarrega)のHotelに泊る。
宿泊費€ 52
走行距離364Km 給油67.36L
25番目の訪問国 アンドラ
4月19日(火)
朝9時Hotelを出てアンドラ公国(ANDRRA)へ向かう。ピレネー山麓に有るアンドラ(ANDRRA)とスペイン(Spain)側国境の町ラ・セウ・デゥウルゲル(La Seu dUrgell)の観光案内所にて町の見所を聞く。町の観光用ポスターを貰い、紹介されたカテドラルと付属の司教区美術館を見学する。
美術館内では美術館の展示内容に付いての紹介映画が上映されておりそれを見る。更に、10世紀にレオン地方製作された「ベラトウス写本」が展示されて居た。これは欧州では3冊しかないと言われる古い聖書であった。しかし、聖書その物に関心の無い者に取っては、歴史を感じるのみでで有った。
アンドラ国境事務所 |
美術館の説明員が私達日本人に大変親切にしてくれて、スペイン(Spain)語では有ったが一生懸命展示品に付いて説明してくれた。
午後、ラ・セウ・デゥウルゲルの町を出てアンドラ(ANDRRA)へ向かう。国境は他のEU諸国の国境より国境らしく、施設と係官も見る事が出来た。国境通過時一旦停止はしたが、手続きは何も無し。アンドラの中の町に有ったValira Camp場に泊る。
宿泊費€ 20
走行距離136Km 給油0L
フランスへ再入国
4月20日(水) パーピニヨンのブイヨンBouillon純子さん宅
アンドラのナンバープレート |
途中の黒い屋根の家が続く如何にもリゾート用と思われる町で郵便局が有ったので、寄ってみた。すると、午前中のみの営業と成っていて、アンドラの切手類を購入する事が出来なかった。
更にピレネー山麓の道を進むに、トンネルを潜る有料道路に入ってしまった。走ろうと思っていた山岳道路をパスしてしまった。フランスとの国境を通過し午後3時頃フランス(France)に入国する。
アンドラの中心街 |
アンドラ国内の黒い屋根の集落 |
宿泊費€ 0
走行距離296Km 給油29.83L
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